歯と口の健康週間
こんにちは!
入梅も間近となり不安定な空模様が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
今回は歯と口の健康週間についてお話しします!
毎年この時期、今年は本日6月4日から10日までですが
厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が実施している週間です。
目的としてはこの週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、
歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、
併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、
もって国民の健康の保持増進に寄与することを目的とする!とのことです!!
ここで歯についての雑学ですが・・・
皆様は歯磨き後のうがいは1回でしょうか??
むし歯はいわゆるむし歯菌が糖を食べて酸を作り、
これが歯の成分である(ハイドロキシ)アパタイトを溶かすことにより起こります。
これを「脱灰」といいます。
初期のむし歯では、脱灰したアパタイトが歯に戻る「再石灰化」と呼ばれる現象が起こります。
フッ素、正しくはフッ化物を含むアパタイトは再石灰化を起こしやすく、いったん歯に戻ると次には脱灰しにくいため、
歯の表面が強いアパタイトに置き換わってむし歯に強くなります。
つまり再石灰時にフッ化物がお口の中にあることが重要となります。
これがむし歯予防にはフッ素入りの歯みがき剤(ペースト、粉など)が良いといわれるゆえんです。
ところが歯みがきの後に何回もうがいをすると歯みがき剤に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまうのです。
歯磨き後に汚れを吐き出した後の仕上げのうがいは、ごく少量の水で1回だけにして、
しばらく飲食しないことにより再石灰化効果が高まると言われています。
現在、国内で販売される歯磨き剤の多くは身体に安全な濃度ですので安心して使用できます♪
いかがでしたでしょうか??
皆様も是非この機会に歯医者さんに行ってみて全体のお口の中のチェックをしてみてはいかがでしょうか?
自分では気がつけなかった虫歯や歯肉炎が見つかるかも・・・??
スタッフ一同お待ちしております!