みなさんこんにちは。

今回は親知らずについてお話していきます。

親知らずは正式には智歯または第三大臼歯といいます。

上と下に２本ずつあり、永久歯が生えそろってから最後に生えてくる歯です。

しっかり生えてくれば問題はないのですが、

斜めに生えていたり歯肉や顎の骨に埋もれたまま生えてこなかったりすることが多く、

最近では歯の元になる種がなく生えてこない人もいます。

先日私自身の口の中のレントゲン写真を撮影したところ、下の顎の一番奥に親知らずが埋もれていました。

親知らずがしっかり生えてきれいに保たれていれば問題はないのですが、

親知らずが傾いていたり横向きに生えていたりすることで

手前の歯を押してしまい歯や歯肉に負担をかけてしまいます。

また一番奥に生えている歯なので歯ブラシが届かず、

汚れがたまってしまいむし歯や歯周病になりやすいです。

特に上の歯は自分の目で見えづらいので気づいたときには虫歯がかなり進行していることもあります。

親知らずの治療としては、きちんと生えていない場合だと抜くことが多いです。

これは治療器具が奥まで入らなかったり、奥まで歯ブラシが届かずお掃除が十分にできないなどの理由からです。

親知らずがしっかり生えている方はなるべく汚れを残さないように注意してお掃除しましょう。

また、当院では衛生士による歯みがき指導を行っております。

何か気になることがあればお気軽にご相談ください！

最後まで読んでいただきありがとうございました。