静脈内鎮静法
こんにちは!
皆さん静脈内鎮静法という麻酔の方法を知っていますか?
点滴から眠くなるお薬(ミタゾラムやプロポフォール等)を入れて眠っていただくことで、治療の恐怖感や器具による吐き気を防止することができます。
歯科恐怖症や嘔吐反射がある方は、静脈内鎮静法を用いることでとても楽に歯科治療を行うことができます。
完全に意識を失って呼吸も機械で管理する全身麻酔とは違って、静脈内鎮静法は声掛けには反応するくらいの眠りの深さなので呼吸は普段通りすることができます。
静脈鎮静のお薬には健忘効果と言って、忘れる効果があるので、「目が覚めたら終わってた!」「もう終わったの!?」という感覚になります!
また点滴をしているので何か身体に問題が起こったとき、すぐに薬を投与できるため迅速な対処をすることもできます。
もちろん血圧や脈拍、SpO2(動脈血酸素飽和度)をモニタリングして安全に行っています!何かあった場合はモニターで即座に分かります。
当院ではインプラントの手術をする方にオプションとして静脈内鎮静法を検討して頂いています。
インプラントやってみたいけど怖いなぁ、、という方には、眠っている間に手術が終わるのでおすすめですよ!
お気軽にご相談ください!
歯科医師 野田