口呼吸について
皆さまこんにちは!
いつもブログをご覧頂きありがとうございます!
今日は「口呼吸」についてお話しさせて頂きます!
本来、人間は口で呼吸をするのではなく鼻で呼吸をするようにできています。
しかし、花粉の季節、鼻炎、最近はコロナウイルス対策のマスクにより
鼻で呼吸がしづらく、気づいたら口で呼吸をしていたという方も
少なくは無いと思います。
では口で呼吸をすると、どのようなことが起こるでしょうか。
1.虫歯や歯周病になりやすくなる
口呼吸だと口の中が乾燥して、唾液の量も減少します。
唾液には口の中の細菌を流す(自浄作用)や、
細菌の増加を抑える作用(抗菌作用)があります。
唾液の減少により、虫歯菌や歯周病菌がお口の中に残りやすく、
虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。
2.顔の筋肉がたるむ
口はさまざまな筋肉によって構成されていますが口呼吸で口を開けた状態だと
筋肉が緩んで口角やほうれい線などが下がってきます。
3.口臭がしやすくなる
口呼吸で口の中が乾燥することで、細菌が繁殖しやすくなり、
口臭の原因となります。
では、どのように改善していけばよいのか。
*鼻で呼吸をする
意識的に鼻で呼吸をするように自分自身でコントロールします!
*唾液腺のマッサージをする
顎の下や耳の横に唾液腺という唾液が出てくるところがあるので
指で押して刺激をし、唾液を出します!
*口の周りの筋肉を鍛える
特に口輪筋を鍛えたり、よく話したり、無意識で口が開く人は、
口を閉じようとするだけでも筋肉を使うことになります!
この三つの対策から始めてみましょう!
最後までご覧頂きありがとうございました!
歯科衛生士 齋藤